音楽ガンダム日記
○ 2度目の健康診断で、今度は「不完全右脚ブロック」とのこと。ブヒー!
○ (HED)P.E.『BACK 2 BASE X』
○ このアルバムはすごいいい。褒めちぎろうと思う。
○ (HED)P.E.は、俺が中学〜高校の頃にリンプやシステムの流れで流行ったバンドで、大学入った頃からはそこまで売れてないっぽい。(でも十分有名)
○ ヘビーな極悪サウンドも得意とするが、モロそういう系ってんでもなく、なんか風変わりでちょっと玄人向けヘビーロックって感じだった。
○ さて、このALBUMは2枚目あたりの重たい系のGROOVEではなく、1stよりもっと軽いHCパンクが基本的なノリになってる。
○ レゲーや、FUNKや、R&Rなんかも安易にやったりする。
○ で、それらの上で、ジャレッドによる非常に独特なフィーリングの歌?RAP?が煽りまくるのだ。基本的には。
○ 国内盤の解説冊子みたいなことは書きたくないけど、流行がどう、スタイルがどうという次元で評価される音楽ではない。
○ それくらいこのジャレッドという男の歌は本当にいい。世界一好きなMC(ボーカル)かもしんない。
○ いろんな人種の混血らしく、本当に絶妙でカッコイイ声なのだ。
※ 見た目は普通に超怖い
○ RAPも歌もシャウトもスクリームも上手いのに、黒っぽくて、どこかデタラメな感じがまたたまらない。
○ 自分の音楽を「Gパンク」とか言ってしまう軽率なオツムも含めて、愛せてしまう。
○ まあ、そういう軽率さのせいで「ミクスチャー」なんていうクッソかっこわるい呼び方をされるんだろうな。
○ リスナーの質の低さというのもあって、例えば、国内盤解説には
○ 『メタルからパンク、ハードコア、ヒップホップ、ファンクにジャズまでをもブチ込んだサウンド』なんて書いてあって失笑するしかない。
○ 多分3曲目の「LOCK AND LOAD」の一部のパートを指してるんだろうけど、これを「ジャズ」なんて言っちゃうようなのが聴いてんだもんなー!
○ もちろんそれはそれで、若者向け音楽としては良いことなんですが。
○ もっと、歌が好きな人、音楽を俯瞰しながら聴けるような人、簡単に言えば耳の肥えた人にもこのアルバムを聴いてほしい。
○ 来年頭に日本来るので見に行く予定ナリ(コロスケ)