(hed)p.e.をみてきた

mcgundam2009-03-27

○ 先日から繰り返し書いている(hed)p.e.というBANDについて。


○ もう、ヘッドんちの子になっちゃえば?って感じですが、


○ さておき、先日RELEASEされた7枚目のALBUM『NEW WORLD ORPHANS』


○ このALBUMも、まじで良かった。


○ ハードコアパンクと今風HIPHOPをベースに、サンプリング的にメタルとかレゲエとかのフレーズを弾いてみたり、倍転と半転を繰り返したりするという、ここ最近の(hed)p.e.のスタイルが、さらに強靭で一貫したものになっている。


○ 5枚目あたりから模索してきた新しい(hed)p.e.のスタイルが、ここへきて完成・定着に至ったと見ていいだろう。


○ まそれはいいとして。


○ そのALBUMのツアーで地元にも来るということなので、LIVEをみにいってきた。


○ 俺が好きでしょうがないMCのジャレッド、これは中々の大男なんですが、出番前にバー付近をノシノシ歩いておられて、


○ 独特の風貌、体中の刺青、顔じゅうピアスだらけのその威容たるや、映画『アポカリプト』に出てくる帝国軍の将軍の如き様だった。


○ パフォーマンスも素晴らしく、Cウォークに似た変な踊り、変な顔など、「外人だからかっこいい事」を惜しげもなく敗戦国民に披露してくだすった。


○ そして、かのMCガンダムをして「史上最高のNO WOMAN NO CRYカヴァー」と言わしめた「NO MOMAN NO CRY」(hed)p.e.バージョン (http://www.youtube.com/watch?v=dt_c0R14SzY


○ ↑の映像で見たときは、サビのソウルフルなシャウトがクッソかっこいいと思ったもんですが、俺の見たときは彼、不機嫌だったのか、極悪デスボイスに近い感じでいらした。


○ そんな感じで汗ダクで暴れまわって来たわけですが、まあその話は横へ置いて、


○ 客が異様に少なく、5〜60人いたかいなかったかの世界であった事を特筆しておきたい。


○ 世間で、リンプ系のBANDが全く流行ってないのは知ってるが、それにしてもあれは酷すぎた。


○ 音楽リスナーの聴く耳の無さを批判しても仕方ないが、流行遅れの物を次々とポイしていく連中には、まじで憤る。


○ まあ、ブームの時に必要以上に売れすぎたというのもあるかも知れない。


○ でも、もし俺の大好きなジャレッド様がブーム時に調子こいて買った高級車のローンが滞って差し押さえられたらどうするつもりだよ!(完全に俺の妄想)


○ 前妻への慰謝料と養育費の支払いができなくなったらどうすんだよ!(妄想)


○ 今日は、こんなもん。

微熱ガンダム日記

mcgundam2009-03-19

○ そろそろヌルマ湯から出る季節で、本当に、死ぬほど憂鬱!


○ あと、ハッキリ言って寂しい。


○ もう二度と会わない人、行かない場所も多いと思う。


○ うちのマンションの窓から遠い東京を眺めるにつけて、ド田舎のチマチマしたシステムの中でハゲてくたばってゆく自分が思われ、


○ やっぱりビートルズ目指せばよかったかなー?とか、考えちゃいますよね。


○ INCUBUS『MORNING VIEW』


○ 確か高1の時に出てすぐ買って、それ以来途切れることなく、最低でも月1は聴いてきたアルバムなのですが、


○ その8年後の今朝方、CLUB帰りの電車内で朝焼け眺めてる時にiポッドの選択した「Warning」には、当時と変わらない必殺の威力があった。


○ 先日の田舎バス内ギャングスターといい、ドラマチックな雰囲気と音楽の相乗効果って本当に凄いですよねー!


○ まるで自分が俳優のような、もっと言えば男前なような気がして、とても楽しい!


○ それにしても、このアルバムは、夏休みの朝・・・


※ 今、子供の頃の「夏休み」の持つ輝かしいイメージが胸に去来して、死にそうになった。


○ 夏休みの早朝に、海ながめながら聴いたもんです。


○ 今日は何をしようかどこへ行こうかと、頭を悩ませながら。


○ だけどもう多分、夏休みはやってこないのだ。


○ さっさと定年退職したいものだぜ。


○ 今日はこれで。ピース。(パクリ)

週末ガンダム日記

mcgundam2009-02-09

○ 今週末は、新曲好評、レコーディング快調、友人のイベント成功、等々嬉しいことがいっぱいあってとても充実してましたが、まじいっこ汚点。


○ ウー!ウー!Thats the sound of da police!


○ ポリスメン(@宿の斜塔)都会Verがチョー鬱陶しい!


○ ほんの1、2時間拘束されただけなんでいちいち書くこともないんですが・・・


○ 都会のポリは特に厄介事が多いんでしょうね、めちゃくちゃ横柄な態度で腹が立ちます。


○ 今までも、クリスマス893事件や高田馬場凍死寸前事件、歌舞伎町ウンコ我慢事件などで大迷惑を被ってきたガンダムさんですが、今度も腹立たしかった。


○ 「自転車盗難にかこつけていろいろ調べて逮捕したろ事件」とでも呼ぼうか。


○ 毎度の事ながら可笑しいやりとりでした。


曰 たばこ?本当?開けるよ?(3、4本タバコの巻紙破かれた)


曰 お前さんを疑ってるの90%、信じるの10%


曰 危ないこと書いてるんじゃないか?(歌詞ノート見られてガンダムさんひどく赤面。俺のライムは危なくなかったそうです。)


曰 エリートか。(学生証を見て。エリートじゃねえ!)


曰 チャリンコくらいで俺の出る幕でもねえわな(深夜勤務のド平の癖に)


○ 吉田戦車の『つやつや担任』という作品に「憎まれっ子」という生徒が出てくる。


○ 心根は悪くないのだが、「お憎まれ役」という先祖代々の家柄のせいで、どんな場面でも必ず憎まれ口をきく少年である。


○ 都会の警官は、まさにこの「お憎まれ役」そのものだと思った。


○ 彼らも制服脱げば単なるオッサンのはず。 深夜に自転車で通りがかっただけの小僧をとっつかまえて疑ってかかるなんて、馬鹿げてるに決まっています。


○ しかし都会で警官として働いているだけで、上に書いたような、終わってるセリフを当たり前のように口にするようになるんである。 敬語すら使わなくなるんである。


○ 東京って、恐ろしいところですねー!

深山の3 地元ラーメン

mcgundam2009-01-12

○ 昼時、食べたかった近所の中華屋(けっこうな繁盛店)に行ってみると思いがけず定休日だったので、よその店を考えてみるのだが、どうも適当な店が思い当たらない。


○ ので、渋々、その向かいにある別の中華屋「船橋イチバン」に入ることにした。


○ 家から歩いて30秒のところなのに、遠い昔に父親に連れられて来た記憶しかない。


○ 60過ぎのオバサンが一人で営む店で味も大したことなく、中国人コックが本格中華を出す向かいの店に比べると大きく引けを取るのだが、どういうわけか潰れることもなく今に至っても普通にノレンを出している。


○ 客が入っているところは、ほとんど見たことはない。


○ おいしい物しか食べたくない(@蓄殺)ので、こういう店に入るのには人一倍の勇気を要する方なのだが、もう腹が減って仕方なかったので、ハラを決めて入ることにした。


○ ガラーン


○ 寝癖のオバサンが店の奥からペタペタ出てきた。


○ 記憶のなかのしみじみした寂びれ具合を、一瞬で塗り替えるリアルな気まずさ。


○ 旅先で全く知らない町の店に入ったような錯覚にとらわれた。


○ ラーメンを注文すると、奥に麺を何玉か取りに行き、その後も何度か具を取りにいったり来たりしていて、微妙な手際の悪さが、不繁盛を物語っている。


○ 出てきたラーメンは取り立ててウマくもないが、決してまずくはなかった。


○ しっかし、この侘しさ、陰気さはどういうことだろう。客一人でも、立地が悪くても、ラー油瓶ベタベタでも、そんなのはどこの中華屋にもある事だ。オバサンも意外と愛想いいし、んー?


○ ナヌー!!


○ 電気がついてねえ!!!


○ 昼とはいえ、日の当たらない店内である。


○ 隅っこのTVが映す昼ドラが不自然にまぶしく、侘しさを引き立てている。


○ ラーメンをズルズルすすっていると、オバサンが電気もつけずにテーブルの上の醤油瓶に醤油を注ぎ足し始めた。


○ ズルズルズル ジョボボボボ ズルズル チョボボボボボ


○ 老後、孤独に暮らすガンダム老人は、持て余した時間をこういうところで潰して暮らすのだろうか。


○ 暗い店内で老婆と俺だけでいると、何となく自分も老人のように思われ、着ている服や、新しくした携帯電話なんかもとっくに時代遅れで、店の外では超ハイテクな22世紀が進行しているような想念にとらわれた。


○ 大きく鼻をかみ、代金を払って出ると、背後から突然ドモアリガトゴザイマス!と妙に元気な声が飛んできた。


○ 言い終えた後、店内には静寂が戻るのだろう。その静寂はいつまで続くのだろうか。


○ 今日はこんなところ。(パクリ)